海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

禁酒五ヶ月経過

ところで、いつもジャンナッツのアールグレイのティーバッグを水出しにして
冷蔵庫に常備しています。
カルディで100個入りのを安い時に買って
夏場は1日1パックの頻度で飲んでるんだけど
最近味にちょっと飽きてきて、フルーツフレーバーティーに変えてみたところ
これが意外とおいしい。
そのままでもかなり強い匂いがする。
まだ熱湯で淹れてないけど、水出しだけでも結構しっかり味がつく。
マスカットとか、秋っぽい感じです。

Janat ジャンナッツ アールグレイ 2g×100P

Janat ジャンナッツ アールグレイ 2g×100P

ナインイレヴン 運命を分けた日

トピック「ダンケルク」について

えっと、あえてこのお題で別の映画について書いてみます。

nineeleven.jp


9/11の映画です。
本国でも日本でも色々批評されているみたいだけど、私は観て良かった。
極限状態からの脱出、という意味では「ダンケルク」と通じるものがあるけれど、
今この時、「ダンケルク」と同じくらい、多くの人に観られるべき映画だと思いました。
永遠のように長く感じた90分間。
"この"世界に生きているんだ、ということを強く思わされる。


あのビル崩壊の映像を映画館で見せられて、
16年前と全く同じように、身体が硬直し、壊れるくらい背筋がゾッとした。


春にやっていた「ジャッキー」もそうだけれど、
アメリカンバッドドリームとも言うべき悲しい事件を題材にした映画が
アメリカ人以外の監督によって撮られている、というのは示唆的だなと思う。
(「ナインイレブン」のマルティン・ギギ監督はアルゼンチン人。
「ジャッキー」のパブロ・ラライン監督はチリ人)


最近観たエドワード・ノートン主演の「25hour」でも
テロそのものは主人公の物語と直接関連はないのだけれど、
9/11後のニューヨークに生きる人々の姿が哀しく、美しく描かれていて傑作だった。


globe.asahi.com

「仁義なき戦い」シリーズを観た

はじめてのヤクザ映画

気になる映画を片っ端からウォッチリストに入れて、プライム切れしそうなものから順に観る、という運用をしている。
それで、ちょうど期限が今日までだったので、週末にがんばって「仁義なき戦い」シリーズと、「新仁義なき戦い」を観た。

ヤクザ映画というと、チャンバラ任侠映画しか観てこなかったので、ドキュメンタリータッチの「仁義なき戦い」は新鮮だった。
第二作までは、とにかく勢いがあって、監督もスタッフも若さとエネルギーだけでやっていってる感じ。

とにかく、セリフが聞き取れない。何を言っているかわからない。
広島弁で畳みかける応酬の中、ガンガン人が死んでいく。
手ブレしまくりのカメラワーク。
でも回を重ねるごとに段々洗練されていって、普通の映画っぽくなっていくのがおもしろい。

第二作 広島死闘編

1と3〜5は、菅原文太が主人公なんだけど、2の「広島死闘編」だけは構成がちょっと違う。
菅原文太はちょっとだけ出てくる狂言回し役で、実際の主役は北大路欣也千葉真一
北大路欣也は女への情と暴力に揺らぐ青年で、千葉真一は最恐(狂)最悪のキレヤクザキャラなんだけど、この千葉真一がヤバすぎた。セリフなんて半分以上聞き取れないし、キレてるだけで、その動機も全くわかんないのに、凄みがある。何言ってるかわからないという意味では黒澤映画の三船敏郎と同じくらい凄かった。
主人公が狂言回しで、真の主役はキャラクターの全く異なる二人、という構成は、「バットマンリターンズ」ぽいなーと思った。

第三作以降

三作目以降、だんだんキャラクターが増えて、話もややこしくなってくる。しかも、同じ役者が一人何役もやっていて、死んだと思ったら全然別の役で出てくるので、メッチャわかりづらい。梅宮辰夫と松方弘樹とか、いったい何役やってるのか。
昔の映画会社の制作システムのせいなのか、単に人気俳優だから、何度も出してるのか、ちょっとわからないけど、何故こういうことになっているのか…。こういうハイコンテクストな演出には戸惑った。

とはいえ、三作目からは小林旭が出てきて良い。物語に重厚感というか、ズシッと重みが出てくる。あと、脇の相談役の成田三樹夫さんが良かった。「ゴッドファーザー」のトム・ヘイゲンみたい。

第五作 完結編

菅原文太の登場シーンが少ないのもあるけど、五作目から脚本家が変わったらしく、なんか締まりのない終わり方になってた。物語のピーク的には「4」だったのかなー。
若者が死に、腐れ外道な親分がちゃっかり生き残っているのが、途方もなくリアル〜。

結論

ファーストインプレッションとしては、「2」が圧倒的に面白かった。何年か後にまた見返したら、見方が変わっておもしろいだろうな〜と思えるシリーズだった。


仁義なき戦い

仁義なき戦い

新仁義なき戦い

新仁義なき戦い

ルパン三世 ルパンVS複製人間

lupin-3rd.net


なんか勢いで観てしまった。
個人的にはMX4D要らなかったけど、作品は良かった。
久しぶりにあれ体験したら、水がメガネにかかるのがウザすぎる。
椅子の動きがカクカクしてるのも気になってしまう。


内容はかなり大人向け。
不二子は惜しみなくおっぱい出してるし、
ルパンはスケベ心丸出しだし、
次元も五エ門も銭形のとっつぁんも、ルパンへの愛が深すぎて
途中から恋愛映画かと思った。


良くも悪くも、悪役マモーと、クローン人間という壮大なSF設定がほぼ生かされず、
ルパン一味の熱い絆(と愛)の物語に終始していて、
それに不二子のエロが絡んで
アダルト&バイオレンスな内容になっていました。


この後に「カリオストロの城」が来るわけで
ルパンってホント振れ幅広いわ。

マッドマックス観た、最高

cinecitta.co.jp


川崎チネチッタのLIVE ZOUNDが一周年記念企画をやっていて、
一週目が「マッドマックス 怒りのデス・ロード」なので観に行った。
最高。
他に何を言えばいいのか…


とにかく音が良すぎた。
クルマの重低音とか、お尻の下を音がぐおおおおおおんって通っていく感じ。
正直試写会で観た「ダンケルク」より良かった…。
今、私の心は完全にシャーリーズ・セロンになっています。


春に観た「キングコング」も最高だったし、
自分は爆音系B級映画が好きなんだな、と気づきを得るこの頃。

「美女と野獣」フランス語吹替版DVDを買った

Amazon.frで注文して、船便で一週間くらいで届いた。
事前にちゃんと、DVDプレーヤーのスペックとDVDのリージョンを確認したはずなのに
ディスクを読み込むことができなかった。
仕方ないのでパソコンで観てる。


調べたら、リージョンとは別に
テレビの規格?にNTSCとPALという方式があり、
日本と北米はNTSC、ヨーロッパはPALを採用しているので
日本のプレーヤーだと読み込みができないということがわかった。
こういう事案に対面するとバベルの塔を思い出す。
神は人間の言語にだけ飽き足らず、テレビ規格まで乱されたのだ。
余計なことをしてくれたものである。


映画館で10回観て、内容覚えてるので
英語字幕が無くても、だいたい何言ってるかわかる。
あとフランス語に加えて、フラマン語の吹替もある。
これはベルギー北部の言葉らしくて、
オランダ語とフランス語が混じっている不思議な言語でおもしろい。
語気が強い部分は少しドイツ語にも聞こえる。


フランス語版ベルはエマ・ワトソンに比べて
声が高くて、よりスウィートな声質なんだけど
それがメロディアスな旋律にすごく合っている。
日本版ブルーレイが届くのは10月なので、
あと一月の間、これを観続けるつもり。


インクレディブル・ハルクが良かったというか、すっかりエドワード・ノートンのファンになった

バットマンvsスーパーマン」や「アイアンマン」等
DCEUやMCU作品をチビチビ観ていってるんだけど
その中でもハルクが圧倒的に面白かった。


ダサい怪物モノと思って正直なめてたら
すごくよく出来ているじゃないですか!


最低限の状況説明をオープニングシーケンスの映像だけですまして
開始早々エドワード・ノートンの走りゲー。
逃げる逃げる。
しかも舞台がブラジルの住宅密集地でかなり画になる。


そんな孤立無援の状態で身を隠しつつ、ひっそりと肉体の鍛錬に励むエドワード・ノートン
どことなくミッション・インポッシブルっぽかったですね。
彩度強めの撮影もMI3っぽい。


ハルク化した主人公と、それを恐れないヒロインとの関係も切ない。
やろうと思えばもっとロマンス方向に持っていけたと思うんだけど
そこをグッと抑えて、我慢する主人公なのがいい。
DCシリーズとはまた違ったアプローチの、大人向けのアメコミって感じ。


そしてすっかりエドワード・ノートンのファンに。
「バードマン」やウディ・アレンの「世界中がアイ・ラヴ・ユー」でも
存在感あったし。
こりゃ「ファイト・クラブ」観るしかないですな。

パターソン

paterson-movie.com


なんとまあ、ジム・ジャームッシュの新作を映画館で観られるなんて、
2017年はなんと幸福なことだろう。


ニュージャージー州パターソン市のパターソンさんが主人公、というのも可笑しいが
アダム・ドライバーに Bus driver の役をやらせよう、という事自体が
そもそもおもしろい。ニヤニヤしてしまう。
(誰もが思いつきそうで、でもやろうともしないことだ)


ダイニングやバーテーブルを真上から撮るカット。
双子 Twins―あるいはそれに類する似た者同士―の存在。
内容があるようで、ないような、会話。
イギー・ポップ
すべてがジム・ジャームッシュだった。


観終わったあと、家に早く帰りたくなる。
そういう映画。


追記。

気になってAmazonビデオで「ジム・ジャームッシュ」と検索かけたら、
ストレンジャー・ザン・パラダイス」も
パーマネント・バケーション」も
コーヒー&シガレッツ」も
全部プライムビデオにあって感動した。
一生懸命ブックオフでDVDを集めていた、10代の自分に教えてあげたい…。


幼な子われらに生まれ

osanago-movie.com


今年の邦画の中では群を抜いて良かったな。
お互い再婚同士で子持ちの夫婦を中心にした、家族の話。


子役含めて家族みんな演技がうまくて、見ごたえがある。
脇を固める寺島しのぶ宮藤官九郎もカッチリ魅せてくれる。


大河ドラマにも出ていた新井美羽ちゃん、
いかにもありがちな子役の演技を飛び越えていて凄いなと思ったし、
なにより主演の浅野忠信がすごく自然で、
その辺の近所にいそうなサラリーマンのお父さんという感じしかない。


演技していないように見える演技って相当すごいんだろうなあ、と思いながら見ていた。

「スパイダーマン」シリーズを一気見した

最低限のマーベルの知識(MCUとは何か)だけ予習して、
あとは全く知らないまま、
まずは公開中の「スパイダーマン:ホームカミング」を観た。
そのあと、過去のスパイダーマンシリーズを順番に観ていった。

www.spiderman-movie.jp


まず、設定(役名、基本的な人間関係等)は同じなまま、
違う役者、異なるキャラ付けで
何回も映像化されている、ということ自体が
歌舞伎とか、テニミュみたいな感じで、おもしろいと思った。


スパイダーマンのこと本当に知らなかったので、
どベタな勧善懲悪だと思っていたら
意外とそうでもなく。
悪役にも悪役なりに悲しい過去があり、
やむを得ない事情で悪くなってしまう。
絶対的な悪人がいない世界なんだなあと。


悩める普通の少年:ピーター・パーカーが主人公というのもいい。
正義のために人に尽くすヒーロー像(ハレ)と
青春(恋愛と友情)に懊悩する少年の姿(ケ)が
いい具合にミックスされたアクション作品=スパイダーマンであり、
だからこそ人気があるのだとわかった。


断片的にアメコミを観てきた感じ、
MCU*1は明るすぎるし、
DC*2は暗い。
スパイダーマンはその中間のところを埋めていて
バランス感覚が良いと思った。


作品的にはアカデミー賞も取っている「スパイダーマン2」が
一番おもしろかったかなあ。
でも「アメイジングスパイダーマン2」のほうが、
ヒーローに助けられるだけじゃなく、共に戦うヒロイン像があって
観ててウキウキしたな。
あとエマ・ストーンがメチャクチャ可愛い。


「ホームカミング」は、ややポップ寄りだったかも。
あと主演のトム・ホランドくんはイギリス人なので、
にじみ出ちゃう貴公子感があって、
クイーンズのイケてない高校生の感じがあんまりしなかった。w
明らかに今後絡んで来る感じの、ゼンデイヤ演じるニヒルなMJも良かったなー。


シビル・ウォー観てないから、アイアンマンとの関係とか、
ちゃんと確認してからもう一回観たい。