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海の響きを懐かしむ

さみしくはない

進捗(阿古屋、沈黙など)

矢野顕子 主演『SUPER FOLK SONG』ピアノが愛した女。OTONANO powered by Sony Music Direct (Japan) Inc.

2つ目の窓

2つ目の窓

沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

虞美人草 (新潮文庫)

虞美人草 (新潮文庫)


映画

映画館で「シネマ歌舞伎 阿古屋」と「SUPER FORK SONG」を見て、Amazonウディ・アレンの「マンハッタン」と河瀬直美監督「2つ目の窓」を見たので、今月10本になった。いい感じのペース。1月はまだ「沈黙」とCCさくらバイバル映画を観る予定なので楽しみ。

読書

そういえば「沈黙」、原作を挫折したままだったのを思い出して、頭からもう一度読んでみた。前は集中力が散漫だったけど、今度はなぜか、内容がするすると入ってくる。遠藤周作は基本アツい文章なので読みやすい。ストーリーを把握できたので、スコセッシ映画がより楽しみになってきた。


それで、一度挫折したものをもう一度、というモードになってきたので、同じく放置していた「虞美人草」を読んでいる。めっちゃ読みづらい。無駄にこねくり回した文章で疲れる。たとえば、長い会話文が続く時、「と、XXは言った」みたいな補足がないために、だれがどこをしゃべっているのかわからないまま3ページくらい続いたりする。


これ、てっきり初期三部作のあとの作品だと思っていたんだけど、「虞美人草」も「草枕」も、「坊っちゃん」のあとに書かれたと知ってびっくりした。そう思うと、確かに後期作品と比べると、文体が過渡期的な感じがするかもしれない。やけに漢語を織り交ぜたりとか、ちょっと中二病っぽい。

年末年始「雪」の読書(アンナ・カヴァン『氷』、谷崎『細雪』など)

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫) 氷 (ちくま文庫) 雪国 (新潮文庫 (か-1-1))

細雪 (上) (角川文庫) 細雪 (中) (角川文庫) 細雪 (下) (角川文庫)

年末年始


忙しくて読書を2ヶ月ほどやめていたのだけれど、昨年末ころから余裕が出てきて、年末年始から積読していた本をちびちびと読んでいる。最近また、文芸を読むのがしみじみ楽しいと感じるようになった。


以前にお友だちから頂いていた『ハローサマー、グッド・バイ』は、品のよい甘さのSF青春恋愛物語で楽しませてもらった。読了後もSFな世界観を引っ張りたかったので、以前広島で購入したアンナ・カヴァンの『氷』を続けて読む。SFのような、幻想文学のような、不気味で不思議な小説で、ぐいぐいと引き込まれる。


せっかく氷の世界まで来たのだから、と、昨年末には、およそ10年ぶりに『雪国』を再読。ラストの火事の場面しか覚えていなかったけど、改めて読んでみるとたしかに、日本語が端正で美しい。ぬめぬめした水の底が、ほのかに光っているかのように、うっすらと寒気を感じさせられる。

細雪


年が明けて「雪といえば」と、谷崎の『細雪』が未読であったことを思い出し、久しぶりにゆっくり彼の日本語を味わった。谷崎文学は大好きであるがゆえに、読む度に未読作品が減ってしまうのが惜しくて、ちびちび少しずつ読み進めている。角川文庫版の『細雪』は、かまわぬスペシャルカバーになっていたので、それも良かった。『春琴抄』のようなドラマティックさよりも、なめらかに流れる線のような小説で、谷崎の『陽』の部分をいっぱいに堪能することができた。



特に印象に残ったシーンについて、書き記しておく。


三姉妹とその家族の、京都での花見の場面(上巻)
桜と、その下に立つ姉妹の姿が、目に見えるよう。とても美しい。この文章は、本当に心からその土地と、人を恋うる気持ちがないと書けないと思う。この小説の中でも屈指の名場面。


病気になった妙子を幸子が見舞いに行く場面(下巻)
この箇所だけ、『陰』の谷崎の文章になっていると感じた。幸子は、久しぶりに会った妹が寝込んでいるのを見て、病気による精神の消耗だけでなく、肉体的な退廃を感じ取る。この描写がえらく淫靡なので、不意を突かれてドキッとした。会話もなく、ただ病人を見るだけのシーンなのに、これだけみだらなイメージを喚起させられるのは、すごい。


女中のお春どんが、内緒でたばこをのむ場面(下巻)
とても短い、1・2行のシーンなのだけれども、なぜか印象に残った。この小説は、主役の姉妹を中心としながらも、その脇の人々が、いちいち愛嬌ある様子で書かれているのも良かった。


またなんといっても幸子の夫・貞之助がいちいちナイスな男なので、ぐっときた。ささやかな事件が起きる妻と義妹たちを見守りつつも、べたつかない距離感で寄り添っているのが、この上なくイケメン。



悲惨な戦争の影を感じさせながらも、それを前面には出さず、滅びゆく美しい日常が表現されているあたりは、『枕草子』を連想させた。

溺れるナイフ

gaga.ne.jp


ほとんど公開が終わっているので諦めていたところ、池袋で13日まで上映しているとのことで、急いで観に行ってきた。思っていた以上にとても良かった。観れて幸せ。正直レンタルかSVOD落ちしてからでもいいかな、と思っていたけど、劇場で見なければここまで良いと思わなかったと感じる。


まあ兎に角、画面が美しい。主演の二人を美しく撮ることに全ての神経が注がれており、絵画を観ているよう。と言ってもアート映画ではなくて、爆発する(≒溺れる)少年少女の不安定さときらめきが、これでもか、と幾度も波のように押し寄せてくるので、眩しすぎて、もう最後の方は耐えられなくなっていたほど。ほとんど閃光にちかい。


(こっからややネタバレ)

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映画を100本観る

今週のお題「2017年にやりたいこと」


今年は映画を100本観ることにする。シネフィルなんて名乗るつもりはないけれど、年100本観ればそこそこ映画が好きな人ということになるだろう。記録はfilmarksでつける。取り急ぎ、正月休みに録画で2本、劇場で3本観た。


相変わらず文芸を読むのも楽しいんだけど、年々自分の好きなジャンルや作家のものしか読まなくなっている傾向にある。ホラーやミステリ、バカバカしいコメディ、甘ったるい少女漫画モノ、そういうものにはできるだけ関与せずに来たけれど、ここに来て興味の範囲を広げたくなってきた。嫌いなジャンルを活字で読むほどの余裕はないけど、お金払って映画館に行ったらとりあえず観るから。なるべく食わず嫌いをなくしていきたい。何でも観たい。


2回めの「羅生門」はヘッドホンで鑑賞したところ、セリフが聞き取れて、どんな話かやっとわかった。京マチ子の美しさに見とれるばかり。ビートたけし座頭市」は血が辛かったけどサクサク人が死んでいくので面白かった。


「ブルーに生まれついて」のイーサン・ホークの顔の甘いシワには時間が経ったことを感じたし、妖怪ウォッチは大人だけど毎回十分笑わせてもらえて幸せ。前野健太さんが主演の「変態だ」は今の自分にはゲテモノすぎた気がするけれど、ラスト、モノクロカメラとドラムの音が絡み合うインプロヴィゼーションは確かにすごかった。ついに観るチャンスを逃した「溺れるナイフ」は残念ながら、レンタル落ちを待つしかなさそうだ。


色んな人のおすすめプライムビデオ、是非知りたい。


羅生門 デジタル完全版 [DVD]

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座頭市 <北野武監督作品> [DVD]

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borntobeblue.jp
www.eiga-yokai.jp
hentaida.jp

最近見た映画(この世界の片隅に、聖の青春、oasis:supersonic)

この世界の片隅に


前の日記に書き忘れていた。忘れてたくせに何だけど、とてもよかった。何が良かったかよくわからないのだけれど、とにかく良いものを見た、という充足感で満たされる。能年玲奈さんの声も良かったし、コトリンゴさんの音楽も合ってた。でも一つだけ不満なのが、お話のテンポが速すぎるというか過剰な感じで、何が起こっているのか、常時混乱した。歩くのが速い人と一緒に歩いていて、早足をしても一向に追いつけない感じ。この混乱、前に『たまこラブストーリー』を観たときも感じたものと同じ。精一杯画面を追っていたので、とても疲れた。

聖の青春

前売り券買ったのに見損ねていて、角川シネマ有楽町でギリギリ観ることができた。映画そのものよりも、映画館のエクスペリエンスが良かったのでそちらのほうが印象強い。客層は老若男女いるんだけど、みんなお行儀よくて、ちゃんと映画を観ようっていう一体感が感じられた。逆に家から一番近いところにあるシネコンは最悪で、エンドロールで立つ人とか、子ども遊ばせて寝てる親とか、そういう人が多いので、うんざりする。

映画の内容としては、セリフが少なくて、演出と役者の演技で状況を説明していて、見やすく、勉強になった。たとえば、二人の棋士が将棋盤を睨んでいる映像の間に、全く関係ないカット(女子高生が笑いあっていたり、鳥が飛んでいたり)を挟み込むことで、試合にものすごく時間がかかっていることを表現できる。

oasis:supersonic


oasisの結成初期〜ネブワースのライブまでのドキュメンタリー。メチャクチャ良いので、oasisの曲を1曲でも知ってる/好きな人は是非観に行ってほしい。メンバーとスタッフの喋りにライブ映像が挟まれるという構成で、ダラダラ4時間くらい観てたような気がしたけど、全然退屈じゃなかったので不思議。しかもアホみたいな喋りの中にどうしようもない名言が紛れてたりする。バンドって本当にマジックだと感じる。こういうことが本当に起こっていることがこの世の奇跡で、不思議だ。

oasis-supersonic.jp

2016年読書ベスト10

今年からブクログをつけはじめて、記録を見たところ漫画も含めて128冊読んだらしい。比較的自由な時間が多かったせいか、社会人になってからは一番本を読めた年かも。

とりあえずベスト10を貼っておく。順位は特になくて、最近やっと読めたミランダ・ジュライはやっぱり良かったですね。ここに挙げたものは本当にどれも良かった。来年はもうちょっと小説以外の本を読みたい。


波 (角川文庫)

波 (角川文庫)

美しい距離

美しい距離

虫めづる姫君 堤中納言物語 (古典新訳文庫)

虫めづる姫君 堤中納言物語 (古典新訳文庫)

ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈2〉 (新潮文庫)

ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈2〉 (新潮文庫)

1は普通だけど、2が死ぬほどよかった。
『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』 - 海の響きを懐かしむ

枕草子―日本古典は面白い (ちくま文庫)

枕草子―日本古典は面白い (ちくま文庫)

アムリタ (上)

アムリタ (上)

最近見た映画(SCOOP!・ファンタスティックビースト・ローグワンその他)

映画日記、9月ころからまったくつけてなかった。これ以外に1、2本見た気がしてるんだけど、思い出せない。

武士の家計簿 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (字幕版) ジャズ大名 ムーンライズ・キングダム(字幕版)


SCOOP!

大根仁監督、福山雅治主演のロマン映画。過剰気味の情報に耐えず刺激されながらも、最後きれいに収斂していく楽しい作品。その過剰さというのは、誰も彼も演技がオーバー気味だったり、主人公たちがパパラッチが撮ろうとする、芸能界の闇()みたいなのが、あまりにステロタイプだったりするところにある。つまりドベタ!全くフィクション!こんなの絶対嘘!でも、その嘘が優しい。冒頭に福山雅治メルセデスのバンで外苑前をぶっ飛ばすところから、監督の優しさを感じた。しかも二階堂ふみというフィルターを通して出版社のお仕事ドラマ的に見せているところ、女子にも気配りを欠かさないのが、また憎い。誰も置いてけぼりにしない、このバランス感覚はすごい。


ファンタスティック・ビースト

エディ様扮するニュート・スキャマンダー先生がキュート。ちょっとコミュ障で、心が優しくて、繊細なニュート役にぴったりはまってる。とにかく衣装が素敵で、20年代アメリカのフラッパーな女子のファッションがかわいい(グレート・ギャツビーと同時代!)ストーリーとしてはほんのイントロなので、ハリーポッター本編とどう絡めていくのか楽しみなところ。


武士の家計簿

真田丸が終わり、若干ロスになっていたところで、堺雅人主演『武士の家計簿』視聴。チャンバラが殆ど出てこないタイプの時代劇は良い。会話する人物を、セリフごとにパンで追う撮り方が好きなのだけど、小津安二郎森田芳光監督の作品にはよく出てくるので、にやにやしてしまう。なめらかなカメラの動きを見てるだけで心地よい。


キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

ずっと見なきゃと思ってた映画。もーなんか、レオ様カッコよすぎでしょ。まずジョン・ウィリアムズの抑制のきいたオープニングからして超オシャレ。加えて軽快な台詞回しに、レオ様演じる詐欺師の手口の鮮やかなこと!トム・ハンクスがちょっとマヌケすぎる気もしたけどご愛嬌。これぞ俺たちの見たいアメリカ的洗練ですよ!オバマ大統領のジョークにも通じるような、米国のセンスの良さが凝縮された映画でした。


ジャズ大名

筒井康隆原作、岡本喜八監督の1986年作品。お殿様がジャズでどんちゃんやるだけの映画で、中身一切なし!アメリカ南部という設定のシーンも出てくるけど、明らかに日本の茶畑で撮ってるし、やりたい放題。狂気すら感じる。最高。岡本喜八作品は初めてだったけど、こんなに狂ってるなら、『日本のいちばん長い日』見てみようかなという気になった。


ローグワン

IMAXで見た。終わった直後は物足りないと感じたけど、今思えば大人のスターウォーズだったな〜という印象。4DXかMX4Dでもう一回見たいかも。

主演の女優さん、見覚えあるな〜と思っていたら「博士と彼女のセオリー」の人だった(フェリシティ・ジョーンズ)。あの映画は本当に良かったので、主演の博士のほうがワーナーでハリポタ外伝(ファンタスティックビースト)を、彼女のほうがディズニーでスターウォーズ外伝をそれぞれやっていると思うと、かなり胸が熱い。


ムーンライズ・キングダム

そういえばウェス・アンダーソン作品をひとつも見たことないなと思って視聴。お話としては、いかにも女子が好きそ〜といった感じですが、シンメトリックな画面作りへの異常なこだわりを感じた。主演の少年が、12歳くらいなんだけども、ニヒルな男の雰囲気があり、いい味出してる。

肉味噌でいろいろアレンジ

こんにちは!こんにちは!みつば(id:mitsuba3)といいます。これは、つくりおき Advent Calendar 2016 の17日目の参加記事です。昨日はid:stefafafanさんでした。


tsukurioki.hatenablog.com


はァ〜〜〜!!ついに、ついに憧れの #つくりおき に参加できて光栄です!!!日頃からいつも見ているつくりおき、掲載されている料理を実際にうちでつくったこともあります。私は男性でも一人暮らしでもないのですが、今日はつくりおきのコピバンになったつもりで活動していきたいと思います。早速やっていきましょう。

肉味噌のつくりおき

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今日は早く帰れたので(注:21時)肉味噌を作ります。おなかがすいているので、制限時間は30分です。自宅から徒歩3分のスーパーで、豚ひき肉ともやしを買いました。まずは豆鼓(とうち:黒大豆)とにんにくを刻みます。手元のレシピには、ひき肉100gに対して豆鼓小さじ1とありますが、私は辛いのがすきなので大さじ3くらいヨイショします。無心で刻んだら肉を炒めて、そこに刻んだものたちと、豆板醤、甜麺醤、それぞれ大さじ3ずつエイヤー。


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香りが立ったらできあがりです。ここまで10分程度。はやい〜。
2/3はタッパーに入れて冷蔵庫へ。


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ここまでがつくりおきです。
あとは、この肉味噌を使って担々麺と、麻婆豆腐をつくっていきます。
今日は残りの20分で担々麺をビルドします。

1日目:担々麺

麺に肉味噌を入れるだけではあんまりなので、添えるおかずを作ります。まずはもやしのひげをとって茹で、同時に目玉焼きを焼きます。目玉焼きは、白身が固まったら大さじ1の水を入れ、弱火で3分ほど蒸し焼きします。

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ちょっとした手間ですが、ひげを取るだけでシャキシャキさが違う気がします。


最後は麺です。最近はヘルシー系のノンフライ麺を愛用しているので、これの麺だけ使います。行平鍋に500mlのお湯を沸かし、沸騰させ、大さじ2の鶏がらスープの素を溶かし、麺を入れます。この麺は細かい泡が出て吹きこぼれやすいので注意です。

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茹で上がった麺とスープに、肉味噌・もやし・目玉焼きを添えて出来上がりです。もやしのひげとりに時間がかかりましたが、ここまでだいたい30分。

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できあがり!

この日は一人だったので、1人前をおいしく頂きました。ちなみに私の誕生日でもありました。あれ〜〜〜?

2日目:麻婆豆腐

次の日は更に遅く、9時半帰りでした。今度は二人前なので、ちゃちゃっとやります。
お米を研いで急速炊きで炊飯器にセットしたら、タッパーの肉味噌をフライパンに展開し、弱火で軽く火を通します。

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次に豆腐を下茹でします。沸騰したお湯に木綿豆腐を入れて4,5分待ちます。
待っている間にネギを切ります。ネギは肉味噌100gに対して1/3本くらいがベターです。

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そうしたら、別にティファールに沸かしておいたお湯で、鶏ガラスープの素を溶かします。鶏ガラスープの素、大活躍です。スープに加えて紹興酒と醤油も、だいたい大さじ3ほど、フライパンに注ぎます。

そして昨日のもやしの残りと、下茹でした豆腐も切ってエイヤー。ここからぐつぐつと煮ていきます。

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おいしそうだ〜〜。蓋をして、弱火で10分煮ます。
私は火が通っている方が好きなのですが、5分程度でも大丈夫なようです。


10分経ったら、水で溶かした片栗粉を入れ、とろみをつけます。
そして最後に刻んだネギを入れ、サラダ油を軽く回し入れて、ツヤ出しをしたらできあがり!!!!


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おいしそうだぁ〜〜〜。
山椒と一緒に、白いご飯にかけて、いただきます!!


明日は にゃんこ(id:nyanco15)さんです!
わーー!!!楽しみですね!!!

窓の開け方

パーティというのは基本的に、気が滅入るものだ。しかも厄介なことに、それがハッピーだったりエモーショナルだったりすればするほど、宴のあとには空虚さだけが罰の悪そうに漂う。

 

だって、想像してみてほしい。髪の毛先にこびりついた、酒と煙草のぼんやりと交わった匂い。どんどん数だけ増えていく、飲み残しのグラスたち。夜にふやけていく視界。

 

そう、「素敵」たちはいじわるで、一瞬で消え去ってしまうのだ。それが他人を祝うものであるのなら、なおさら。

 

あんなにきらめていた世界はすごい速度で溶け去って、その残像に引っ張られながら私たちはまどろみの中に落ちていく。そして、食べものと飲みものと、何か善とされるものを消費した、という気持ちだけが、おはよう、と朝の枕元に座っている。

 


人はみな何かの役割を演じて生きている。そしてそれを求められたり、時に他者に求めたりを繰り返して、なんとか人生を組織していってる。

何かを祝う、という純度の高い目的を伴う空間のなかでは、その役割はふだんにも増してくっきりと、透明な輪郭に縁取られてわたしたちの前に現れる。まるでガラスの靴みたいに。

シンデレラストーリーというと限られた人のものみたいだけれど、本当は誰だって、シンデレラにはなれる。その役割を一手に引き受け、同時に、他人にも役割を要請する、その覚悟さえあれば。

 


だから、もう、とにかく、後に一切何も残らない宴をしたいと思った。ううん、正確には、発光した瞬間だけを冷凍保存して、残りは跡形もなく焼却処分できるようなパーティを。ただ、何かが光り、それがいい気分だった、という感情の残滓だけがあって、ほかに隙のない宴。

そのためにわたしは、ふだんあまり近づきたくないところにある、窓に手をかけた。その窓を開けたところから見える景色に、ふと関心を抱いた。こんなことは初めてだった。

 

 

窓を開く。そう決まってからの段取りはとても早かった。もう一人の主演がどう感じていたのかはわからないが、やや過剰気味に、前のめりなおもてなしをすることにした。みんなに、後に何も残さず去ってもらうためには、すばやさを最大限に上げて矢継ぎ早に技を繰り出すのが吉と悟ったのだ。


とはいっても、二人で企画していると客観的な視点を持ちづらく、このままでよいのかと悩んだりもした。果たしてこれは他人にとって面白いのだろうか・・・・と。そんな時に、たまたま雨宮まみさんの記事を目にした。それを読んで、ああ、パーティというのは、真ん中にいる人が、幸せそうにしていることが大切なんだ、とやっと気づいた。

 

幸せそうにすること。それが本当に当人が「幸せ」であるかどうかは、実は関係ない。幸せなふりをすれば、それは本当になる。演技こそ、態度の表出こそ、本物になる唯一の道なのだと。

 

 

慌ただしく準備をし、当日を迎え、数日が経った今、冷静に考えると反省点もないわけではない。もっと幹事をしてくれた友人たちに頼ればよかったなとか、ゲスト一人ひとりをケアすることはできなかったなとか。考えればキリがない。

 

でも私は少なくとも、ど真ん中にいて、いい意味でずっと空っぽの気持ちだった。ドーナツの輪みたいに、ぽっかりと窓を開き、そこからまた帰ってくることができた。色んな人がたくさん言葉をかけてくれたし、わけのわからない写真もいっぱい撮れたけれど、びっくりするほど後には何も残っていない。ただ、何かがぱあっと弾けて、散っていった。その散開する様子を、多分あの場所にいた全員が見た。それだけで十分だ。

 

 

とても、とても幸せだった。

 

 

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(歌い踊りながら登場する主役の様子)

うまくなりたい

文フリ東京が終わり、改めて自分の本を読んでみると、色んな意味で気づきが多い。この間までは、本が形になった嬉しさでいっぱいだったが、今は、これからどうしていくべきか悩んでいる。


今回の本は、単純な誤植やミスはもちろんのこと、伝えたいイメージが有り余っているのにも関わらず、技術的な未熟さのために、空回りしている箇所もたくさんある。営業・広報的な意味での課題も感じたが、それは初めてのことだからある意味で仕方ないし、継続することで良くなっていく部分もあると思うから、あまり気にしていない。


それよりも今、私としては珍しく、悔しい気持ちと向上心がわきあがってきている。単純に技巧的な意味で、もっとうまくなりたい。必要な情報をちゃんと盛り込みながらも、流れを壊さず読める文章が書ける、力量がほしい。小説の書き方は必ずしも誰かに教わるものではないと思うけれど、最低限、読者をおもてなしする文章を書くことができたら。


その道のプロになりたいとは全く思っていないけれど、できれば誰かに客観的な視点で指摘をもらいたい。こういう時、どうしたらいいのだろう。学生だったらフラッと人に相談できるのに・・・。


肝心の内容、やりたいこと・目指している方向の筋は悪くないと思う。今後こういう形で(個人名義で文芸本を出す、というような)活動を続けていくかはわからないけれど。何か確かな、人生の手応えを得ることができたのは、よかった。


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