海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

クラウド女子会に参加してきました

クラウド女子会に行ってきたので、そのメモ。また、当日の資料はこちらにアップされているようです。

【招待講演】

Amazon Data Services Japanエバンジェリスト玉川さん

Amazon Web Servise(AWS)
Amazonが展開するクラウドサービス。仮想サーバのことをインスタンスと呼ぶ。(これは多分AWSに限った言い方ではないと思う)モバツイもEC2の上でうごいている!

Amazon S3
従量課金性のストレージサービス。webインターフェイスから簡単にコンテンツをアップロードすることができる。

AWS cloud formation
従来の仮想サーバ作成(OSインストールまで)に加えて、WordpressやRoRなどのフレームワークのテンプレートも持っている。

2週間前のEC2障害:
AWSは世界に5つの主立ったDCを持っているが、そのうちの一つがHDD障害を起こしてしまった。マルチゾーン(複数DCをまたいだ運用)を行っていた顧客のデータは無事だった。

AWSのメリット:
オープンさ、自由さ。OS萌えな人には魅力的。

いわゆる「プライベートクラウド」について:
玉川さん:仮想化とクラウドは違う。ただハイスペックなマシンを用意して仮想サーバたてただけではクラウドと言えないのではないか。クラウドとは既存インフラに依存せず、セットアップの手間やコストを抑えられるのが特徴。

Amazon Virtual Private Cloud(VPC)
社内ネットワークとEC2のサーバをVPNで接続。


日本マイクロソフトエバンジェリスト砂金さん

Windows Azure
マイクロソフトによるクラウドのプラットフォーム。(PaaS)。

クラウドが適しているケース。

  1. キャンペーン:一時的にトラフィックが急増するようなサイトや、一定期間のみ運用するサイト
  2. ソーシャル:Facebookゲームなど、キャパシティが読めないもの。モバイル等。
  3. 複雑な計算:スパコン等。

SQL azure
クラウドベースのリレーショナルデータベース

Windows Azure Traffic Manager
RTT等を考慮して一番近いデータセンタを決めて、ロードバランスする。

余談だが、MSは「クラウドガール」という漫画を作っているらしい(笑


Azureのメリット:
.netの統合された世界、サポートがきっちりとしている。


【LT(5分のライトニングトーク)】

ドキドキのAWS体験(@bond_honeyさん)
負荷テストのため、1週間でAWSで600インスタンスを用意したお話。


試しにAndroidからAWS使ってみました(@awwa500さん)

smart trainingというandroidアプリを開発。GPS万歩計のようなもので、歩いた距離に応じて仮想的に日本横断などができる「ラリー機能」がある。AndroidのpublicなデータベースとしてAWSを利用。


【参加しての感想】
本当に女性が70人いてびっくり。web系の人からネットワーク屋さんまで幅広く人が集まっていたのが印象的でした。本編は告知文にある通り、EC2とAzureをそれぞれ取り上げて、非常にざっくりとクラウドとは何なのか説明するという内容。個々の技術的な話はあまりなかったけど、ビジネスとしてクラウドが世の中でどうやって展開されているかわかって興味深かった。特にAzureは名前だけ知ってる程度だったので、全体像がわかってよかったです。


印象的だったのは玉川さんの「プライベートクラウドはクラウドじゃない」という発言で、ただ仮想化されたサーバ群をクラウドと呼ぶのは適切じゃないなーとか、やっぱりクラウドってバスワードだわ・・と思ったり。要は計算機資源の再配分なわけで、これからどんどんネットワーク的な資源が雲の中に移されていくとますます技術者とそうじゃない人の差が大きくなるのだろうなと改めて考えたりした。そして安い、だから売れるということ。


最後はマイクロソフトの方々が提供してくださったスイーツで軽い懇親会。クッキーやババロアに加えて、MSの方が自家製ケーキを持ってきてくださって、大盛り上がりに。こういう女子会という名の勉強会というのは、斜めに構えずにもっと楽しくライトに開催されたらいいなーと思いました。楽しかったです!!運営側の皆様に心から感謝します。
f:id:mitsuba3:20110430183654j:image:w360