海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

テクストの快楽

テクストの快楽

テクストの快楽


バルトの文章はいままでエクリチュールの零度、表徴の帝国、エッフェル塔と読んできたけど、どれも頭に残らなかった(私の頭が悪いのだが・・)今回も、全部を理解するには至らなかったけど、メモは残しておこう。いろんな人の解釈はこれから読めばいいだろう。

【】で囲んだ部分は、個人的なメモ。

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快楽:言語活動のミメーシス(模倣)
【ミメーシスは今読んでいるマクルーハンソンタグにも出てくる単語。プラトンの「国家 」が元ネタの模様。】


悦楽:文字からなる ex.フローベールプルーストスタンダール
快楽:新奇性からなる【※情報とは差分である?】


単語のエロティックさは二つのどちらかからなる

  1. 徹底的な繰り返し【※ ex.バッハにはじまるテクノがよい例?】
  2. 新奇さによる渋みの豊かさ


P.101 歴史や小説や伝記の中の時代や人物の<日常生活>の表徴に覚える快楽
→私的な情景すなわち「細部」を呼び寄せる「幻影(ファンタスム)」
 偉大さの舞台ではなく、汎用さの中に悦楽を見出す
【個人的にここの部分はとても同意できた。小説や映画の、日常生活を描く部分は何とも言えない落ち着きやまろやかな感情を私にもたらす。それは私だけじゃなかったのだ。】

具象 ex. 映画
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表徴 妨げられた具象

シニフィアンス(意味形成性):官能的に生み出されるという限りにおいての意味。悦楽の場。


テクストは「織物」の意。【テキスタイル、はプロダクトデザインなどでよく聞く語】
イフォロジー(hyphologie)は織物、蜘蛛の巣の意。


P.125「声を挙げるエクリチュール

  • シニフィアンスに属している
  • 声の粒(音色+言語活動のエロティックな混合物)によってもたらされる
  • 音声学的
  • 極東(おそらく日本?)の芝居【=能や歌舞伎?】で重視されている

→【マクルーハンの言う、非視覚的相互作用、聴覚的な世界?】
→現代では映画のなかに容易に見出す事が出来る【いわゆるシズル感?】