海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

日々を聴く、耳を澄ます

mitsuba's sounds on SoundCloud - Create, record and share your sounds for free


楽しいことをしたい、ささやかな創作をしたい、といつもどこかで思っている。創作や表現というとおこがましいけど、でも今は誰もがみな何かを作って、それを世界中に見せることができる時代だ。


今までネット上に何かを露出するときはほぼ100%テキストか画像だったけど、もっと他の何かで遊べないだろうか。まず映像を作るのはどうだろう、と思った。ごくたまに面白い映像が撮れたとき、YoutubeFacebookで公開したりしていたけど、やっぱり動画というのは撮る側も撮られる側も心理的な負担が大きくて、「映像を撮る人」として開き直らないと難しいなと思っていた。

首をひねっているところで、「珈琲時光」のなかで浅野忠信演じる鉄道マニアの男性が、マイクを持ってJRの電車音を録音している様子を思いだした。私はあの映画のように美しく東京を撮ることはできないけど、映像の中と一部同じ音を録ることはできると気づいた。それってもしかして結構すごいことじゃないだろうか。すごくないかな。


それとはまた別に、いま卒業論文のためにソフトウェアを作っている。大雑把にいうと、パソコンのマイクから音量を収集して、その音の大きさと無線AP的な意味での位置情報とを照らし合わせ、ネットワークを介してユーザ同士で人の気配をやりとりするというものだ。これを思いついてから一年経って、まず自分が、日々が鳴らす音に敏感になるべきだとやっと考えるようになった。いつ、どんなタイミングで自分が人の気配を欲しているか、伝えたいのか。それに私自身が自覚的にならないといけない気がする。


そういうわけで、SoundCloudというサービスを使い始めた。ここに、私の日々の何気ない音をアップしていこうと思っている。本当に些細な音、たとえばTwitterのpostを打っているときのタイプ音、深夜に珈琲を淹れるやかんの音、大学の廊下の足音、水煙草を吸う音、とかそういうものを短く録音して溜め込んでいく。たぶんほとんどの人にとっては退屈で意味のないものだろうけど、積み重ねると意外な発見があるかもしれない。このサービスはTumblrとも連携できるみたいなので、とりあえず試しにやってみて、しばらくしたらTumblrにアーカイブしようかなと思う。