海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

文学は売春

第52回 東京名物神田古本まつり 開催 - BOOK TOWN じんぼう - イベント情報 [2011年10月27日(木)~11月3日(木・祝)]


神田古本まつりに行ってきた。文学は売春で、印字された本たちは娼婦という文が頭をよぎった。もし仮にそうであるならば、今日のすずらん通りはまるで郭のごとく、であった。

店頭やウェブで新品で買えるのはわかっていてもなお、古本屋で直接出会って手に入れたいと思っている本が何冊かある。誰かのもとで大事に愛でられて、愛情が刻み付けられた身体をゆっくりめくる悦びとか、官能とか、なんかそんなもの。時間がかかってもいつかは巡り会えるような気がする。そういう意味で、ほんとうにエロティックな古本屋を見つけてきたし、探してゆきたい。


大岡信の詩を初めて読んでいる。硬質ですこし冷たい感じがする。「転調するラヴ・ソング」が、すごくいい。