海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

観光列車ODAKYU

 

矢野顕子「しようよ」from Home Girl Journey

 

祝日だったけど、今日は大学へ行った。研究室には休みにもかかわらず先生がひとりでいて、おしゃべりなセンサたちと静かな午後を過ごした。相変わらず見た目に気を使わずに登校しているけど、今日は新しいスニーカーをおろした。何もない日こそ。

 

最近、おいしい紅茶の淹れ方を覚えたのと、研究室のキッチンからハリオのティーポットが出てきたのとあって、来るたびお茶を淹れている。冷蔵庫の牛乳が切れていたので、明日来る前にスーパーに寄らなくちゃと思った。(ちなみに先生はいつも、学生よりも早く来て、学生よりも遅くまでいる。最前線を走りながら家族も愛するスーパーマンだ。)

 

 

22時過ぎ、終バスもとうになくなったあと、先生に車で駅まで送っていただいた。挨拶をして、イヤホンを耳に突っ込み、電車に飛び乗る。鈍行の上りなのでガラガラだ。耳のうしろを少し撫でると、じわり汗が吹き出た。

 

あまりにも静かなので気づかなかったけど、ふと周りを見ると、4組くらいの男女が、みな手をつないだり、もたれあって眠っていた。疲れきった顔は穏やかだ。まだ少し季節の早いビーサンから、迫りくる大気のにおいが立ち上っていた。耳元には、あっこちゃんが、すこし拗ねた声でうたっていた。そんだけの今日。

 

話そうよ 目をみればわかるなんて ちゃんと言わなきゃ分かんない

君がいなけりゃ淋しい

どんなことでもかまわない 話をしようよ

(SMAP/「しようよ」,1995)