海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

Chanson d'automne

 

秋が好きじゃない。

 

だいたい、毎年買っているはずなのに、常に秋服がないというのはどういうことなんでしょう。デパートの女子服を見ても、どれもひらひらした布切れに見える。どうせなら、夏が終わった今頃にバツんと冬に移動してほしい。日本全国で風邪っぴきが大量発生しそうではあるけど。

 

季節が少しずつ死んでいくのを毎日見せられるのはしんどいし、ナントカの秋とかいって消費を煽られるのも嫌だ。オクトーバーフェストは楽しいけどすぐ金がなくなる。理由なくセンチメンタルにさせられるのもたまらない。我慢が求められる、オトナの季節だ。

 

それでも秋は、シャンソンが一年で一番似合う季節だと思う。フランス語のまるい響きが、よく晴れた秋の空に溶けていく瞬間には永遠がある。言葉の意味などとははるか遠くに存在して、美しい音だけが佇む、そういう季節。


Jane Birkin & Brett Anderson : "les yeux fermés"

ずっとほうっておいたJane Birkinのベストを聴いてみたら、SuedeのBrett Andersonとのデュエットがとてもとても良かった。


Françoise Hardy - Noir sur blanc (en intégralité)

この曲を聴くと、幾つかの終わった恋を思い出す。