海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

装丁がいい

クォンタム・ファミリーズ

クォンタム・ファミリーズ

東浩紀クォンタム・ファミリーズ」を読んだ。これは妄想だけど、読み終えた時にひょっとしたら登場人物の一人にミクを意識しているんじゃないかなあと思った。この間初音ミクの3Dライブ映像を観た時に感じたのは、ミクを好きな人たちは彼女そのものに萌えを感じて愛でるだけではなくて、彼女を通してちょっとした未来感・高揚感を感じたいんじゃないか、ということだった。ばらばらの次元に生きる人々を、実体のない人物が一つにまとめあげるところが似ている気がした。そしてそれが成功してるか失敗してるかは、少なくとも私にとっては含みを持った結論に思えて、ぱっとしない感じがした。それでもこのタイミングで読むことができてよかったと思う。