海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

どこで強くなるか

ニート (角川文庫)

ニート (角川文庫)

お友達におすすめされた「ニート」を読んだ。

人間としての強さをどこで発揮するかというときに、それは当たり前だけど人それぞれなんだな、ということを考えた。前にふらんす物語を読んだ時にも思ったけど、恋愛に留まらず人との間に関係を築く時、素直になる部分だとか、ゆずれない精神のようなものがあったとして、それを表に出すところは、みんな同じなわけじゃない。

このお話の場合だと、だめなニートの男性の支援をする、しかもお互い痛みを抱えながら、それでもあえて面倒をみるというのはそれはそれで強さだと思う。そしてそれは愛情、とかならずしも同義ではないのだと思う。そういう、「普通」とずれたところで自分の強さを出すことができる勇気について、考えながら読んだ。