海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

意思


自省録 (岩波文庫)

自省録 (岩波文庫)

先日、少し気落ちすることがあったので、すぐ人に頼った。ダメな時は潔くダメと認めて誰かに話を聞いてもらう、という判断ができるようになったのは進歩だし、そういうとき頼れる人がいるというのがどれだけ幸せなことか、ということが改めてわかったし、よかった。ゆっくりでいいよ、という言葉には何度もなんども救われてきた。

面白いのは、何かがうまくいかない時に見るもの聞くもの口にするものは、無意識のうちに、かならず自分をひっぱってくれるものを選んでいる。こういうものを意思と呼ぶのかもしれない。

  • 自省録

全体的に強い口調できわめて真っ当なことがずっと書いてある。でも説教臭くなくて、むしろ清々しくすっきりするので、おそらく訳もいいのだろう。とにかく繰り返されるのは

  • 未来も過去もなく現在しかないこと
  • すべては主観でありだからこそ主観を手放すべきであること
  • 指導理性(理性って何?)

あとなんだっけな。大学で借りちゃったのでページ折れなかった。でも全ページ折ることになっちゃいそうな気もした。とにかく本質に溢れていて、3年前にアンネの日記に救われた時と同じで、まさしく今の自分が必要としていることが書いてあった。訳者の神谷美恵子さんという人のも読んでみたい。

しかし自分自身の魂のうごきを注意深く見守っていない人は必ず不幸になる。(自省録 第二章 八)

善い人間の在り方如何について論ずるのはもういい加減に切上げて善い人間になったらどうだ。(自省録 第十章 十六)

  • Run Lola Run

宮本茂さんがムジュラの仮面を作る時に観たというので、観てみた。すごくよかった!観ていて気持ちいいし、主人公はかっこいいし、幸せは意外とあっさりとやってくる。それから、decisionて言葉は日本語のその意味よりたぶんめちゃくちゃ重い(ドイツ語でなんて言ってたっけ)。

「ゼルダの伝説 〜ムジュラの仮面〜」第5回


それから、大事な人たちと話をしているときに「百年の孤独」という焼酎を飲んだ。なので、次の日ガルシア=マルケスの小説を借りた。