海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

哲学する赤ちゃん

哲学する赤ちゃん (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ)

哲学する赤ちゃん (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ)

母が読んでいた「哲学する赤ちゃん」を借りて読んでみた。最近小説や人文書ばかりだったので、ひさしぶりの科学書。と思ったら、赤ちゃんに関する記述は1/3くらいで、残りは一般的な認知科学・哲学の話題だった。プラトン、カント、ベンサム、ミル、ベイズ、ピアジェ、チョムスキーといった人々を引用しつつ、赤ちゃんがいかに科学的・哲学的思考をしているか平易な言葉で説明してくれている。それから映画や小説、他国の文化事象の引用も豊富で楽しい。学者であり母親でもある著者自身の哲学として、子どもと家族が生きるために重要であるという主張がありつつも、主観的にならずに豊富なデータを示して説明している。一気に読めてしまった。

彼女が出演しているTEDも観てみた。正直、いわゆる「おばちゃん先生」なイメージを抱いていたけど裏切られた!すごく聡明そうな女性でカッコいい。

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Alison Gopnik: What do babies think? | Video on TED.com