海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

You Make Me Want To Be A Man


You Make me Want to be a man, UTADA UNITED 2006, Utada Hikar

 

優れたポップソングや小説に触れていると、人間の生活、とりわけ男女のそれについては、実は差異などないのではと思えることがある。誰もが同じことをして、同じような言葉を口にしているだけ、かもしれない、だからこそ普遍的な名曲や名著というのは成り立つわけだ。そこには個性なんていう甘っちょろいものなど無く、全ての愛すべきものたちがひとつの一本道に収斂していく。この時代この場所で、人間が生きている大きな「物語」というのはやはり確かにあって、たまたまそこに個人の物語が美しく帰納していくことができたとき、人は感動したり、熱い涙を流したりするんじゃないか。そういうことを考えている。

 

I really wanna tell you something

This is just the way I am 

I really wanna tell you something,

but I can't

You make me want to be a man

UTADA/「You Make Me Want To Be A Man」

 

圧倒的に言葉を持たない自分を悔しく思う。だからこそ、読み、聴き、書くわけなんだけれど。