海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

人に会いに鎌倉に行った。

 
 
時間があったので、映画に観た、釈迦堂切通しに行こうと思った。
蝉に惑わされた。
 
 
住宅地の奥をひょろひょろとすりぬけて
少し迷ってたどりついたはよいが、
「崖崩れ注意」の札より先へは
くぐりぬけることはできなかった。
雑草もぼうぼうに生えて
午後の日差しも入らず暗がりに浸されていた。
 
 
道のむこうは見えなくて
ぽっかりと
あの世が口をあけているようで
ぼんやりと
行ったらもとに戻れなさそうだなあ
と思った。
 
 
どうしてこんな
京から遠く離れた、海と山だけの土地に
国を築こうと思ったのか。
 
 
刀を持ち文字通り道を切り開いて
貴族の時代にはもう戻れないと
覚悟をしていたのかな。
 
 
千年前の彼らの徒労を思うと
その宇宙的なひろがりがせつなかった。
 
 
ビールを飲みお寿司を食べ
いろいろな話をした。楽しかった。
ちょっとだけ酔った。