海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

杜甫 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)

杜甫 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)

漢詩、個人的な好みとして、七言よりも五言のほうがミニマムでカッコいいなと思う。韻や対句、シンメトリックな言語の配置等々の仕掛けが、五言のほうが際立つし、視覚的にもきれいだ。

杜甫の詩は基本ヒロイズムに満ちていて、ある一定以上は共感しにくかったのだけど、時折見える繊細な表現はとてもよかった。玄宗皇帝の宮廷の様子を描いたところ、霜橙圧香橘、お皿の上に乗ったオレンジとレモン?の果実が香気を放ってそれがのしかかりあっている、ていうのとか。


断腸亭日乗(大正期)を読み始めた。こっちもこっちで読めない漢字が多い、とくに鳥や植物など生き物。こういう漢字って知識として知ってはいても、日常の中で運用するの至極むずかしい。よっぽどの相手でないと手紙の中で使ってみるわけにもいかんし。永井さんみたいに日記の中で使っていくしか、こういう言葉は生き残っていけないのかもしれない。

永井さん、週1ペースで郭に通ってて、人生楽しそう。