海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

これは黄色い声

うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)



私の永遠のアイドル・いしわたり淳治くんの著作がちくま文庫から再発されたというので買いに走った。ロッキング・オンから出てた初版本と中身全く一緒だけど、追加のお話がちょこっと入ってる。(「ボーナス・トラック」ってあるのがすごくいい、でも表紙は『本日の浮遊』より元のイラストのほうがよかったな)


ジュンジくん(と呼ばせていただきます)の言語感覚にはものすごく大きな影響を受けていて、でも最近は作詞家としての彼をほとんど追いかけてなかった。ブログは読んでるけど。だからボーナス・トラックとあとがきを読んで、今の彼の言葉を知りたかった。


「愛」とか「夢」とか「清潔」とか「透明」とか、そういう純粋な何かを志向することは、ほとんどスーパーカーの歌詞とこの本から教わった。これと坂口安吾の白痴・茨木のり子の詩集でわたしの十代はほとんど要約できる。いまだにロックが何かはよくわからないけれども、21世紀の音楽と言葉を模索する人としてジュンジくんはすごく鮮やかで、同じ時代に生きてることをうれしく思い悲鳴を上げる。