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海の響きを懐かしむ

さみしくはない


すごくつかれている、くるしい、



ひさしぶりに部屋の本棚の前に立って、本たちの背を指でなぞったら、少しだけ穏やかな気持ちになった。


戦後詩の長女の詩をひさしぶりに読む。


「人を人とも思わなくなったとき堕落が始るのね」最近この言い回しが1日に何度もリフレインする。記号を交わすだけの、電話の向こうの人も、家族がいて恋人がいる、人間だということ。



じぶんはどうでもいいが、じぶんが愛した人やものは信じられる。




海のそばに住みたい。