海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

肉厚な茄子の存在感

茄子(1)

茄子(1)

茄子(2)

茄子(2)

茄子(3)

茄子(3)


毎日ちょっとずつちまちま読んでて、今日読み終わった。自分はマンガ音痴で、世間的におもしろいと言われるものと、個人的な評価に著しく差があることが多いのだけれど、これはすごく楽しめた。


なんていうか…小説読むのでも映画をみるのでもない、マンガを読んでいるんだっていう感覚が強く残った。その一つにオノマトペの使い方がある。


どすどすどす、とか、ざああ、とか、そういうわかりやすい音だけじゃくて、
直接的な音におちてない音、たとえば架空の生物の動きとか、大きなトラックの存在感とか、調理中の些細な熱の気配、そういういものがしっかりと描かれていて、躍動感がある。


もっと言うと、すごく生々しい。この生々しさはマンガでしか体験することができないと思う。「ああ、いま、わたしマンガ読んでる!!!」という充足感がすごくある。この物語の人物たちは確かに生きているのだと、その存在を信じられる。面白い。