海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

都市と映画

今週のお題「ふつうに良かった映画」

  • いつの間にかHuluに、ギャガ配給の映画が増えてた。『Pina』とか『Talk to her』とか、『エターナル・サンシャイン』とか。何にもしなくても、お金を払い続けるだけで良い作品がどんどん増えて、アップデートされていくの、ひどく豊かな感じがする。
  • 部屋の掃除をしながら『ラン・ローラ・ラン』を観た。『Pina』の、ヴッバータール(モノレール)のシーンもそうだけど、ドイツの街の模様を映像で眺めるのは、不思議な心地よさがある。ドイツに行ったことはないけれど、都市が一瞬だけ自由になる瞬間が、日本のそれと似ているように思う。見ていると、だんだん、ベルリンと東京というのは、もとは同じところから別々に派生したパラレルワールド的な存在なのではないかという気がしてくる。
  • 東京の街が瞬断放つ、閃光のようなものが見事に映像になっているのが、台湾の監督が撮った『珈琲時光』だと思ってる。こういう映画がもっと観たいのに、日本の映画監督の興味は向かないのだろうか。これもHuluにある。ロケで撮られていた、神保町や新橋の喫茶店たちには、もう行くことはできなくなっている。
  • 先週は『アメリ』を見返していた。鉄道やメトロでの移動や、駅のシーンが沢山あるのが、この映画を見続けている理由な気がする。
  • 香港映画だと『花様年華』が好き。夜、車の後部座席に乗ってトンネルを抜けるときの、時間と空間からの隔絶を、あんなに綺麗に撮っている映画は、他に知らない。