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海の響きを懐かしむ

さみしくはない

料理の愉しみ

帰路の中で、冷蔵庫の中の物や、残りの調味料、
持っているリソースを思い出しながら、おなかが何を欲しているのか耳を澄ます。


野菜を切り、炒める。
お茶をポットに淹れる。
お米を炊いている間、台所でお茶を飲みながら新聞を読む。
別に全部手作りするつもりもないから、駅前で買ったお惣菜と合わせて、食卓に出していく。


昨日作った豚汁は、だしの代わりに賞味期限が切れそうな昆布茶を入れたら、とてもおいしくできた。
別にレシピ通りでなくてかまわない、要は完成形がイメージできれば良い。
これは実験なのだから。


自分のペースで、誰にも邪魔されずにゆっくり食べる。

何を作ってもおいしく感じられる。
これがひどく楽しい。何時間でも遊んでいられる。


洗い物をして、あるべき位置にモノを戻す。
シンクをふきながら、鍋や食器たちが眠りにつくのを確認してから
わたしも床につく。そしてまた、次の朝がやってくる。


2012.12.14 前野健太 「ジョギングしたり、タバコやめたり」 - YouTube