海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

一日貴族

週末、美容院に行った。茶髪にするのは2年ぶり。大人っぽい感じにしてくださいとオーダー。鏡に写った自分が母親や母方の親戚に似てきていておかしかった。
待ち時間に「おとなのオリーブ」をぱらぱらめくるも、さらっと読み終えてしまい全く感情移入できなかった。リアルタイムで読んだことがなかったせいか、オリーブ少女だった人たちの熱量をやや受け止めきれないでいる。これが時代か。


バーバリーのコートを買った。ブルーレーベルが無くなる前に・・・と思っていて、ずっと迷っていたので買ってよかった。袖に通した時の重みとか、ポケットに手を入れた時の頑丈さとか、細かいところにちゃんとクオリティが感じられる。見た目は本当に普通のトレンチコートなので、どちらかと言うと地味なのだけれど。
自分もいよいよマルイのカードでバーバリーを買えるようになったと思うと、ちょっとグッときますね(懐は寂しいかぎり)ただ本当はまだ似合っていないというか、身の程知らずに感じていて、おばあちゃんのしわしわの腕が通されてこそ美しさが発揮される、そういう洋服だと思う。


天使の涙』を観た。おしゃれで切ない。これでウォン・カーウァイの作品はひととおり見たことになる。

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どうしてもプライベートでしたいことがあり、急遽休みを取ることにした。上司や同じチームのひとには申し訳ないけれど、大事な人生のことだから仕方ない。
午後からは散歩。卒業シーズンを実感しながら、前日に会った人々との会話を反芻していた。
日々、何も考えていないわけじゃないのに、言語化されたアウトプット量が極めて少ないと思っていて、つくづく問題だと思う。意見とか、危機意識とか、そういうのがなくて、なんとなくで生きてしまってる。学生の頃より頭が悪くなっている気がして、本当に危ないと思っているのだけれど、わかることから少しずつほぐしていくしかない。厳しいけど。


平日しかやりづらいこととして、コンタクトレンズも買いに行った。改めて視力を測り、右目の乱視がだいぶ進行していることを知る。
実は、日々のパフォーマンス(身体も精神も)が微妙だなと感じる原因に、視力の低下があるのではないかと考えていたのだった。実際クリアな両目で見たときの、自分の肌の雑さに驚く。見えていなかったものが、見えるようになる、その恐ろしさともに日々のすべきことに向き合っていきたい。


図書館で30分だけ本を読む。インタビューの書き起こしなのですぐ読み終えた。
いろんな差異を越えて、普遍をつかみたい、みたいな話があり、こういうのは芸術ならではかもなと思った。
例えば、法律の文章とか、コンピュータのプログラムとか、人種や地域によって「本当のこと」だったりそうでなかったりするってことは、なさそう。

小澤征爾 指揮者を語る (100年インタビュー)

小澤征爾 指揮者を語る (100年インタビュー)