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海の響きを懐かしむ

さみしくはない

妻の超然

妻の超然

妻の超然


3つの物語が入っている。
1つ目と2つ目は、人と人、男女の付き合いにおいての「超然」というポーズ、
態度のあり方みたいな話なのだけれど
3つ目の「作家の超然」だけ違っていた。
その通り作家として生活する主人公の、文学に対する超然について、2人称で書かれている。

この作者の作品は、面と向かって誰かに薦めたり薦められたりすることはほとんどないのだけれど、
読んだことがあるという人とは、それ自体でもう大事なものを共有したような気になってしまう。
大事なものっていうのは、人間としてのぎりぎりのところ、人が人としてものを食ったり寝たり話したり怒ったりTVみたりすることについて、とか。