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海の響きを懐かしむ

さみしくはない

歌詞

音楽の中で、歌詞は最も重要な要素だと思っている。

もちろん世に存在する音楽の中で、コード進行やリズムパタン、演奏が素晴らしいものはたくさん存在する。

だけど、最終的にその上に乗って人の心を動かすもの、それが歌であり歌詞だと思う。

この考え方は音楽を聴き始めた頃から変わっていなくて、根を辿るとくどうなおこさんののはらうたシリーズに影響を受けていると思う。
ティーンエイジャーになってからだとスーパーカーいしわたり淳治くんの歌詞やそこから遡ってのブリットポップ、あと宇多田ヒカル

10代の頃毎月買っていたロッキングオン(ジャパンも洋楽も両方)には、やたらと日本人はメロディー至上主義でリズムを無視しがちみたいなことが書かれていた(ような気がする)
アホなのでその反動でテクノやブレイクビーツにハマってプロディジーとかきいて、そのあとブンブンサテライツを経由してYMOに行った。

その他ジャズやクラシックや落語やよくわからん国の音楽も聴いたけど、ベストをあげるとするとほとんど歌モノになると思う。
言葉がもつ生来の強度と、それが人の喉を通してうたわれることの説得力を信じているというか。
はっきり歌詞が聞こえてくる音楽、最近だと前野健太さんやZAZ。もっと売れて欲しいと思う。

歌詞が聞こえるということは、リズムやメロディーの生理にあった適切な言葉を選んでいるということ。うたとしての誠実さ、正しさを備えているということ、大げさかもしれないが本当にそう思う。

その誠実さは、異国の言葉だろうが日本語だろうが関係ない。本当に優れた音楽ならばだいたい何を言ってるか「わかる」はずだから。