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海の響きを懐かしむ

さみしくはない

大河ドラマ平清盛」、観終わった。
達成感…。
しばらく清盛ロスしそう。

わかってはいたけど、壇ノ浦の入水シーンは日本文学的DNAが疼いてしかたなかった。
そして最後、滅びの中に救いのあるエンディングに美しいテーマ曲が重なる。
決してお涙頂戴な演出ではないけれど、50話通して観てきた様々な人物の模様が去来して、自然と泣けてしまった。

このドラマは清盛を主人公に据えていながらも、脇役一人一人まできっちり「役割」があり、
物語にたしかに存在しているのが、良かった。
そして全体を通して繊細な伏線がいくつも張られていた。

美術と衣装も素晴らしい。
光をどう写りこませるか、ということに心が砕かれている。
着物の袖や烏帽子が少しだけ透けていたり、暗闇に炎がゆらめく様子だったり…
細かい部分がほんとうに美しかった。

そして何より、海というものをおおきなテーマに物語が展開していることに、
毎回わくわくさせてもらった。
この国はどこへ行っても必ず海へ突き当る、島国だということ。
後世に残って評価されるべき作品だと思う。ブルーレイBOXほしい。


平清盛テーマ曲

平清盛テーマ曲