読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

海の響きを懐かしむ

さみしくはない

家族が死ぬ夢を見た。
両親や兄弟がひとりずつ亡くなっていく。
病気とか事故じゃなく、もっとフワッとした感じでいなくなる。
死ぬというより消滅、消えるに近い。


はっきり覚えているのは、亡くなった妹の身体のそばに寄るところ。
永遠に会えない悲しみでいっぱいで、ずっと泣いていた。
まるで宇宙空間のすべてが悲しみで満たされているというような感じ。
無限大に空間が広がる球体の中にいて、胸の奥から悲しみがとめどなく付き上がってくる。


大粒の涙を流しながら目が覚めた。
夢を見ていたとわかっても止まらないので、ただただびっくりしながら泣き続けた。
悲しかったけど、夢のイメージが全体的に白と青がまざったような、
とても清らかな色に包まれていて、妙に心地よく感じられた。


ふたたび朝に目覚めて、夜中に泣きながら起きたこと事態
夢だったような気もするけれど
どこか気持ち良く、すっとした気持ちで一日過ごした。