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海の響きを懐かしむ

さみしくはない

最近観たやつ(ムーンライト、ジャッキー等)

ムーンライト

めっちゃ低予算でインディーズな感触なんだけど、映画の出来は予算じゃないという、当たり前のことを強く感じさせてくれる。主人公が成長する度に、色彩のコントラストが強くなっていくところが面白かった。(Twitterで見かけた情報だと、時代ごとにコダックやフジなど、フイルムを使い分けているらしい)

何と言っても「ラ・ラ・ランド」の世界が思い出されて、仕方ない。マイアミとLA。ふたつは本当に同じ国?と疑ってしまう。

とある場面でカエターノ・ヴェローゾが流れたのが思いがけず美しく、なんとも官能的で、良かった。


アメリ

午前十時の映画祭というのを知って、4月がアメリということだったので、早起きして観に行った。画面は大きくてきれいだし、ヤン・ティエルセンの音楽を大きい音で聞けて、とにかく最高体験。何度も観てるけど、主に音の部分で初めて気づいたことがたくさんあって、嬉しい楽しい。

  • 管理人のおばさんが、夫のニセ手紙を読み上げる時に、夫の声の声色が違っている
  • 目が見えないおじいさんが、実はチョイ役で色んなシーンに出ている
  • 録画したVHSを再生する時、わずかにノイズが入っている
  • "Si Tu N'étais Pas Là"が、地下鉄以外にも、いろんなところで流れている(カフェのBGMなど)

などなど。観るたびに発見がある映画は良い。


乱 4K

黒澤映画を映画館で観るのは初めて。すごすぎて何がすごいんだか、もうわからない。不勉強で、ピーターさんが役者をやってたって知らなかった。野上照代さんと仲代達矢さんのトークショーもあって、仲代さんは謙虚でピリッとした雰囲気をまとった、格好いいおじいちゃんだった。最高。


ジャッキー ファーストレディ 最後の使命

全くハリウッド感なくて、フランス映画っぽい。と思ったらワイルドバンチ(ヨーロッパの配給会社)の配給だったので納得。ナタリー・ポートマンは大女優の貫禄がにじみ出てるなあ。

ナタリーがCHANELをまとったシリアス感動作という体を装いながらも、実際は人の死をいかに弔い、受け入れ、物語を生み出すかということに、キリスト教的価値観が覆いかぶさっていて、相当難しい話だと感じた。

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