海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

最近観た映画のかんそう その1(イップ・マン、エルミタージュ美術館、無限の住人、カフェ・ソサエティ、パーソナル・ショッパー)

映画の感想がどんどんたまっていたので、まとめる。ほぼ日手帳やfilmarks、Twitterに断片的に書いていたけど、やっぱりブログにちゃんとまとめると、数年後に気になった時パッと出てくるので、ブログは便利。

それと自分が書くのはあくまで感想であって、「レビュー」ではない、という意識があるので、filmarksに長々とコメントするのは性に合わなかった。

いっぱいあるので、エントリを3回くらいに分ける。

イップ・マン 継承

gaga.ne.jp

ローグ・ワン」でドニー・イェンというアクション俳優を知り、めっちゃすごい人がいる!!!と気になってたので観た。人生初のカンフー映画。ストーリー、アクションは至ってシンプルで面白かった。

ただ、シリーズの途中ということもあって、イップ・マンが何をしている人で、何故カンフーをしているのか、全く説明がなくて終始不思議だった。イップ・マンは街の人に慕われていて、息子が通う小学校がチンピラに襲われるのを防ぐため、昼も夜も寝ずに学校の外で見張っていたりするんだけど、「この人、何をして稼いでいて、どうやって家族を養ってるんだろう」という素朴な疑問がわいた。

エルミタージュ美術館 美を守る宮殿

www.finefilms.co.jp

ロシアのエルミタージュ美術館のドキュメンタリー。美術館のドキュメンタリー映画「グレート・ミュージアム」「メットガラ」など、良質な作品が続いていたので期待していたけど、ちょっと違っていた。ひたすらロシア推し。「こんなにコレクション集めてて、歴史がある俺たちの国ってすごいでしょ!」とただゴリ推してくる。辛い。映ってるものは綺麗なんだけど、退屈で少し寝てしまった。

館長のインタビューが良かった。「この美術館の従業員はみな勤勉で、私の言うとおりに働きます。まるで全体主義のようですが、それでいいのですアッハッハ」みたいなことを言っていて超ウケた。こういうふうにお国柄がわかるから、映画っておもしろい。

無限の住人

wwws.warnerbros.co.jp

原作知らないで観たけど、ビックリするほど面白くなかった!今年のワースト3(暫定)。

まず無駄に長い。130分もいらない。詰め込みすぎでテンポの悪いチャンバラLEONという感じ。わざとモノクロにして、黒澤映画ぽさを意識してるオープニングも寒い。あと、常々問題と思っている日本映画の整音酷い問題😵がここでも発揮されており、まともにセリフを聞き取れたのがキムタクと山崎努くらいしかいなかった。あと、キャラクターは気に入らなかったけど、市原隼人の演技は良かったと思う。

カフェ・ソサエティ

movie-cafesociety.com

まるごとウディ・アレン100%生搾り、って感じでよかった。ピリッと皮肉が効いててオシャレだし、90分位で気楽に観られる。とにかくヒロインのクリステン・スチュワートが、ファッションも表情もベリベリキュートで、目に優しい。ウディ・アレン映画は3作くらいしかしらないけど、ユダヤ文化をもっと理解しないといけないなーと思った。

あと偶然だと思うけど、ハリウッドにやってくる若者が主人公だったり、「テクニカラー」って単語が冒頭飛び出したり、そのへんちょっと「ラ・ラ・ランド」っぽかった。

パーソナル・ショッパー

personalshopper-movie.com

あれ?この主人公、最近どこかで見たぞ?と思ったら、「カフェ・ソサエティ」と同じ人だった。全然雰囲気違うのでびっくり〜。当然だけど、監督や衣装が違うと別人に見えるね。

服を買う時間がないセレブの買い物を代理で行う人間が、こっそりクライアントの服を着る、という設定は、ジャン・ジュネの「女中たち」が下敷きかな〜?と推測。舞台フランスだし。

でも霊とか、死者との交信、みたいな部分は、西欧人の死生観が混じっているようで、よくわからなかった…。インテリな人の解説が読みたい。iMessageで身元不明な人物(?)とやりとりする場面はスリルがあって、ドキドキした。

あと地味に、ユーロスターに乗るシーンがあって嬉しかった!