海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

7月に読んだ本(カポーティ、ポール・オースター、カーソン・マッカラーズ、川端康成、など)

7月に入ってからはあまり映画を観ていない。
(と言ってもメアリ、ポケモン銀魂と、週イチで映画館には行っているけど…)


今月はわりと、たくさん本を読んだ。

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ティファニーで朝食を (新潮文庫)

ティファニーで朝食を (新潮文庫)

夏の文庫フェアが始まったので、今年も限定カバーを何冊か購入。
ティファニーで朝食を」(村上春樹訳)は
あの緑色のカバーに銀文字で箔押しされていて、とてもかわいらしい。

オードリーの映画はポップなラブコメという印象。
でも原作は、もうちょっと主人公の男性が繊細で頼りなくて
訳文のせいもあるのだろうか、もう少し切実な青春物語という気がした。


オラクル・ナイト (新潮文庫)

オラクル・ナイト (新潮文庫)

村上訳を読んだら、次は柴田元幸でしょうということで
積読していた「オラクル・ナイト」を一気読み。

ポール・オースターをちゃんと読むのはこれが初めて。
とても面白い。
とりとめもなく物語が続いているようでいて、
後半になるにつれてガッチリ心を掴まれ
走るようにページをめくった。


針のない時計 (講談社文庫)

針のない時計 (講談社文庫)

同じくアメリカ文学だと、実家で偶然見つけた
カーソン・マッカラーズの長編も良かった。

この作者の本も、昨年、村上春樹訳で発刊された
「結婚式のメンバー」が良作だったので、
他の本も読みたいなあと思っていたのだった。
アメリカ南部の、死に因われた4人の男の話。

伊豆の踊子 (新潮文庫)

伊豆の踊子 (新潮文庫)

あとは、土日に伊豆に行ったついでに
電車の中で「伊豆の踊子」も再読。
川端康成は、昨年末に「雪国」を読み返したりと
最近になって面白さがわかってきた作家のひとりだ。

表題作はもちろんだが、
昔はおそらく読み飛ばしてたのであろう
「抒情歌」と「禽獣」がとんでもなく素晴らしい。


そのほか、やはり積ん読になっていた
車輪の下で」や「シャーロック・ホームズの冒険」「コンビニ人間」、
山崎ナオコーラさんやphaさんの新刊エッセイ、
それにヴァージニア・ウルフの佳作を読んだり、研究書を読んだりと、
読書的にかなり充実した一月だった。

(ウルフ研究については、また別に書きたい。
絶版本になっている作品含めて、長編をすべて読むつもりだ)



車輪の下で (光文社古典新訳文庫)

車輪の下で (光文社古典新訳文庫)

黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)

黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

コンビニ人間

コンビニ人間

ミシン (小学館文庫 た 1-4)

ミシン (小学館文庫 た 1-4)

手のひらの京

手のひらの京

母ではなくて、親になる

母ではなくて、親になる

ひきこもらない

ひきこもらない

男も女もみんなフェミニストでなきゃ

男も女もみんなフェミニストでなきゃ