海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

「かわいいウルフ」が、『かわいいウルフ』になります

思い返せば、2年以上前、こんな日記を書いていました。

mitsuba.hateblo.jp

そしてこの記事から約半年後、こんな本ができました。

woolf.ofuton.in


それから約2年が経過し、同人誌「かわいいウルフ」が、書籍『かわいいウルフ』として
ふたたびもどってくることになりました。
(業界ルール?では、雑誌はカギカッコ、書籍は二重カギカッコなんだそうです)

www.hanmoto.com


制作状況はいま佳境で、校了に向けてあと数日、ゲラの最終チェックをしているところです。
すでにTwitterではいろいろお知らせをしているのですが、
新規記事あり、リライトあり、豪華メンツの最強の本になっています。

とっても楽しい本です。
自信を持って、世に再び送り出せます。
ゲラを直しながら、2年前にひとりでコツコツ記事を書いていたときのことを思い出します。
あれからいろいろ、変化がありましたが、人生はわけのわからない方向に向かうものだなと、しみじみともしてしまいます。
あらためて、この機会をくださった亜紀書房さんと、応援してくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。


また、書影等の情報が解禁になったら、お知らせします。

今年印象に残っている本について(文芸アドベントカレンダーいちにちめ)

adventar.org

こんにちは! @miyayuki777 ともうします。本記事は、文芸アドベントカレンダーの1日目の記事です。言い出しっぺということで、今年読んでよかった作品を簡単に紹介していければと思います。


『対訳 ディキンソン詩集 アメリカ詩人選(3)』
www.iwanami.co.jp


以前、夏にオンラインでトークイベントをさせていただいたときに、ゲストの山崎まどかさんがディキンスンのお話をしてくださいました。エミリ・ディキンスン、恥ずかしながら全然読んだことがなく。海外の詩にはあまりなじみがないので、どうだろうと思っていたところ、すごくよくて……いまのところ今年ベストです。

ひとりぼっちのたましいが、何とか世界にしがみついて、「それ」をつかもうとする様子に感動しました。死のモチーフがよく登場しますが、不思議とみずみずしい。まるで彼女とずっと古くからの友だちだったような気になります。

AppleTVで、ヘイリー・スタインフェルド主演でドラマ化されているので、今はそれを見ています。この女優さんは、ロボット映画の『バンブルビー』で主演していたのですが、その時すごくよかったので、注目している方です。1話30分、10話と短いので、すぐ見られます(わたしはなかなかドラマを見るのに時間がかかるので…)

tv.apple.com


『血みどろ臓物ハイスクール』キャシー・アッカー、渡邉佐智江訳
www.kawade.co.jp


ずっと読もうと思っていた本で、夏にたまたま書店で見つけて購入し、一気読みしました。すごかった…これはなんと言えば良いんでしょう。説明しようとすると、父親に暴力を振るわれていた少女が、父と別れて冒険(?)するお話なんですが、文章だけじゃなくて、戯曲(会話劇)だったり、詩だったり、イラストだったり、かなり自由奔放な表現がなされています。主人公がジャン・ジュネと会うあたりから、どんどん現実離れした世界観になっていきます。体力があるときにもう一度読み直したいです。


『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ』高山なおみ
books.bunshun.jp


折に触れて読み返すマイベストの中の一冊です。眠れない夜が多く、そういうときによく読み返しました。


『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』滝口悠生
numabooks.com

やっと今年の新刊(正確には昨年12月刊行)ですね。微妙に色がことなるカバーなどふくめ良かったです。なんでもないことを書きとめておくこと、の重要性を感じました。あとタイトルがよすぎる。


『ランジェリー・イン・シネマ』山崎まどか著/おおやまゆりこ画
blueprint.co.jp


映画に出てくるヒロインたちの下着にこめられたストーリーを、イラストと文章で紹介している本です。内容はもちろん、上品な装幀で、ページをめくる愉悦に満ちた一冊でした。


『震える虹彩水原涼+安田和弘
kissuisen.stores.jp


水原涼さんの小説と、安田和弘さんの写真集が一冊になった本です。まず造本がとてもすてきです。小説パートと写真パートでは使われている紙も違っていて、写真のほうのかための紙も、小説の方の少しざらついた質感の紙も、演出の一部だ、ということを強く感じさせました。編集・ブックデザインは岡田和奈佳さんによるものです。きれいな本です。

水原涼さんの小説は、「文學界二〇二〇年三月号」に掲載された「光の状況」という小説とつながっているお話です。(さらにいうと、私が今年刊行した「海響一号 大恋愛」という雑誌に寄せていただいた小説ともつながっています)『震える虹彩』は、私家版ならではのプライベートな雰囲気がより強い気がして濃密で、おもしろいです。

番外編

Motor Fan illustrated Vol.120 自動車技術10年1冊 (モーターファン別冊)
motorfan-i.com

今回のテーマとはずれますが、教えてもらったこの雑誌がとてもおもしろかったです。車の仕組みを一から知りたいと思っていたので、勉強になりました。まだ書いてあることの2割もわかりませんが……


とりとめなくてすみませんが今年はこんな感じでした。あまり仕事に関係する本以外は読めなかった、いやまったく読めなかった、というのが本音なので、来年こそたくさん読書をしたいです。

明日はminemura_coffeeさんです!

マッチングアプリ

先日思い立って、某サービスに登録をしてみた。最初はよくわからない通知がいっぱい来て怖かったので、スクリーニングのために、プロフィール文にめいっぱいの長文を書いてみた。好きなものごと、考えていること、ざっくりと仕事について、などなどを書いた。この長文を見て、それでも乗り越えてきてくれた人とは話してもいいな、と思ったのだったが、予想通りというか、ぱったり通知がこなくなってしまった。すぐつまらなくなって、アプリをアンインストールした。

むずかしい。人類には早すぎると感じる。私はジェンダーを問わずおしゃべりする相手がほしいだけなのだったが、この場所ではそれはかなわないようだ。

教習所のこと

運転免許を取得したときのことを、よく覚えている。10年前のいまごろだ。自宅と大学の間にある教習所に4ヶ月ほど通った。

当時ちょうどiPhone3GSが出たばかりで、教習所に向かうバスのなかでドキドキしながら箱を開封した。所にはWi-Fiが飛んでいて、待ち時間に大学の課題を提出したりした。YMO矢野顕子にハマっていた。矢野顕子がカヴァーした「風をあつめて」を特によく聴いていた。

その教習所は80年代に建てられたのだろう、昭和の匂いが色濃く残っていた。受付の横に小さなカフェがあり、あまりおいしくないオムライスをよく食べた。教室も古臭く、時間が止まったような空間で、照明は暗かったが、日光だけはよく入ってきた。

路上教習では、住宅街の中や、近くにある大通りをよく走った。いくつかあるコースのうち、大きな公園のそばを走り抜ける道があった。少しカーブが続いている閑静な通り道だ。平日の昼間、誰もいない道をうねりながら走ると、秋の光と緑が窓から入ってきて、バックミラーには通り過ぎた色たちが映っていた。一瞬だったが、運転って楽しいなと、そう思った。

先日、免許を更新したのをきっかけに、当時の免許証を眺めてみた。私の顔はただただ幼く、こんな子どもに何の意思決定ができたのだろうと思う。数年前、通っていた教習所は取り壊され、新しい施設になっていると知った。あの昭和の香りは、今は、もうない。



open.spotify.com

株式会社はてなに入社しました

株式会社はてなに入社しました

株式会社はてなに入社しました - hitode909の日記

エイプリルフールネタです。なんと3年連続入社していたようです。
最近はあまりはてなブログ書けていませんが、元気でやっています。


mitsuba.hateblo.jp

mitsuba.hateblo.jp

mitsuba.hateblo.jp

mitsuba.hateblo.jp

駆け抜けて2019年

f:id:mitsuba3:20191215064033j:plain:w300

今日とあるイベントに参加して、その打ち上げに参加して、そのあと別のイベントの打ち上げにはしごして、始発で帰ってきたのだけれど、眠れないので、その勢いで、今年のまとめを書いてみる。


1月
昨年12月に『かわいいウルフ』を作ると決め、寄稿依頼をして年明けを迎る。自分の原稿を一心不乱に執筆していた。イラストやDTPもいじり始めていた。あまりもう記憶がないが、当時の日記を見ると、インタビュー企画や翻訳などもやり始めて、どんどん企画を増やしていっていた。

2月
翻訳家の西崎憲さんにインタビュー。印刷所との打ち合わせ、見積もりのやりとり。こんなにお金がかかることをなぜやろうと思ったのか、その気合がどこから来ていたのか未だに謎。この頃の想定部数は100−300部だった。

3月
寄稿者の原稿が集まってきて、最高の文章に日々テンションが上がりまくっていた。校了に向けてすごい勢いで、細部のデザインを直したり、友人たちに協力してもらって校正をしたりした。

4月
たしか10日とかそのあたりに校了。入稿がすむと同時に告知サイトを公開し予約を開始。3日で100件の予約があり、急いで500部に発売前重版をする。怒涛の書店営業。見本誌をインクジェットプリンターで刷り、お店に一軒一軒見せてまわる。

5月
文学フリマで完売。この時の喜びは昨日のことのように思い出せる。各文芸誌と、川上未映子さんをはじめとする作家・翻訳家の方に献本。川上さんにインスタでご紹介いただき注文が殺到。5月中に500冊完売する。

6月
増刷に向けた修正作業と、おまけリーフレットの制作。文芸誌『新潮』からの寄稿依頼。ウルフとの出会いについて書く。文芸誌にエッセイの欄があることすらしらなかったのでビビった。記念受験的な感じで、楽しく書いた。本屋lighthouseで初のイベント。

7月
増刷された分を本屋さんに直納する日々。『文學界』からまたエッセイ寄稿依頼をいただく。ウルフの話にしようか迷ったが、せっかくなら別の話を、と思い『美女と野獣』についてオタク語りを繰り広げてしまった。Readin' Writen'という本屋さんで同人誌の作り方についてのイベント。

8月
本屋B&Bで「#わたしたちのやっていき」開催。70名弱のお客様の前で話す、なにが起こっているのかわからず本当にびっくりした。この頃から、ウルフ本が本当に注目を浴びているんだなあと自覚し始めた。イベントの仕切りの悪さを反省。でもいい経験になった。『ユリイカ』ト二・モリスン特集から寄稿依頼。ト二・モリスン、一冊も読んだことがなく、急いで買って読む。ウルフとの関連性からふくらませ、論考というのには甘いが、硬めのエッセイになった。とても気に入っている。こういうものも自分は書けるんだという自信がついた。

9月
仕事が変わってすこし忙しくなった。Scrapboxのイベントに出る。RADIO HERMESに出演し、小野正嗣さんとお話をする。また、朝日新聞文芸時評で小野さんに『かわいいウルフ』について取り上げていただく。

10月
大阪toi booksさんで『かわいいウルフ』読書会。また『文藝別冊 川上未映子』のお話をいただき、課題となる作品を読みすすめる。解題とキーワード抽出に当たり、作品を横断して通じるテーマなどを読み込む。執筆はこんな楽しい仕事があっていいのかと思うくらい楽しかった。

11月
仕事に集中していた。次の新刊の構想を本格的に練り始める。『文藝別冊 川上未映子』発売。

12月
新刊の寄稿依頼をする。特集以外の構成を決め、自分の原稿執筆に本腰を入れる。



一言でいうと今年は人生が変わった。本を作ったことで、仕事、生活、それ以外、全てが変わってしまった。いいようにも悪いようにもその変化は起こり、その速さに、まだわたしはついていけていない。でも、これからなにが起こるかわからないのだけれど、ことを起こしていくのは他ならぬわたし自信なのだと、今は強く思っている。

なにより、お友だちの数が増えたことが信じられない。ものすごくたくさんの方に出会うことができた。一冊の本をつくることで、ここまで人生は変わるのかと本当に驚く。そして、欲が出てきた。やりたいことが、ものすごいある。それを全部叶えたい。やりきってから死にたい。2020年はやっていく。

ミニスカートが捨てられない

二十歳〜二十三歳くらいまで履いていたスカートが捨てられない。
クレージュバーバリーのもので、どちらもパステルカラー。
今はウエストもギリギリ(もしくは入らない)で
年齢的にもアウトだし、今後着ることはないだろう。


それでもSpark Joyしてしまうので
どうしても捨てられない。
今も、クローゼットのボトムスの一角を陣取っている。


二度と着ることはないのに。

日進月歩

引き続きギターの練習をしている。 今やっている教則本が鬼みたいな内容で、 まだフェーズ1の三連符の練習曲でつまづいている。毎日2, 3時間は練習してるのに、なかなかできるようにならない。 でも絶対負けない。

同時に、 きれいな運指を獲得したいと思ってYouTubeでプロミュージ シャンの動画を見ている。 特に田渕ひさ子氏とフジファブリック山内総一郎氏の演奏は素晴らしくて、毎日寝る前に見ている。

youtu.be

youtu.be

 こういうきれいな手の動き、 そしてその人ならではの音が出せるようになりたい。いつか…(この人達は20年以上ギターを弾いているのだから)

 私はまだ練習を初めて2週間ぽっち。これからだ。家族には「 うまくなっていてすごい」と言われているので、 少しずつ上達しているのだと思う。

 

がんばろう。

愛想のわるい

愛想がわるいと、母によく怒られる。
父もすごく愛想がわるい人なので、似ているところがあると思う。
それ以上に、愛想がわるいことを自分の個性と思っていたところがある。
愛想がよい=外面がよいことだと決めつけて、
「私はそうじゃない」と忌み嫌っていたんだと思う。


しかし最近、人生いろいろな人に会ってきたが
愛想がわるいことは損でしかないと思うようになった。
愛想がわるいひととはコミュニケーションするのが嫌だし
一緒になにかやりたくない。
ましてや仕事や生活なんか。
他人を見て自分を反省した。


ツラがよくて何が悪いのか、ツラがいい人こととは
メリットになるかはわからないが、
少なくともデメリットにはならないだろう。
(この場合のツラとか外見的な見た目も含む。
見た目を良くすることは自分をプロデュースすることなので。
適切にプロデュースできればツラもよくなるはずだ)


今は、愛想がよい人生を送りたい。

ギターの練習をしてる

最近またギターをいじり始めた。オープンコードじゃなくて、左指の運指の練習をひたすらしてる。今の時代YouTubeにたくさんレッスン動画が上がっているから便利。やってる時は何も考えなくて済むからいい。いつか綺麗な音を出せるようになりたい。スクワイヤのシンラインで三万くらいで買ったやったやつで、某お披露目パーティーで使ったきりだった。

 

読書が半分仕事みたいになってしまった今、他のことに手を出さないと気が狂いそう。がんばって続けていきたい。