海の響きを懐かしむ

観たもの聴いたもの読んだものの記録と、日記など

ウルフの本を作りたい

来年の目標

  1. ちゃんと働く
  2. お金をためて4K テレビを買う
  3. ウルフのレビュー本を発表する
  4. 趣味のウルフ翻訳を完成させる

 

ウルフの小説に関する入門書のようなものを作ってみたいなあと考えている。(もう5年くらい・・)
既存の本は、ググる絶版本が存在するが、まず手に入らない。(自分も読んでない)

 
ウルフに関する研究書はいくつかあるけど、わかりやすいものは少なくて
しかも原作の翻訳書自体、すべて流通しきっているわけでもない。
(中古しかなかったり、やたら高額だったりする)

 
一般的には「灯台へ」「ダロウェイ夫人」くらいしか読まれていないんじゃないか?
それをもうちょっと押し広げるような活動をしていけたらいいなあ。

 
わたしがウルフを好きな理由はいくつかあるが、
端的に言うと、作品ごとに明確な挑戦、世界観の構築がなされており
それが途方もなく美しい文章で語られている、ということがある。


たとえば、
「ダロウェイ夫人」の場合、19世紀末ロンドンをミニチュア的に再現し、
「オーランドー」では両性具有という最強の道具を使って、近代イギリス史を描き切ることを試みている。
小説内に時間と空間を内包しようとしているのだ。
 

「波」の場合は主役の"不在"という形式をとり、周辺にそれを語らせる。「霧島、部活やめるってよ」の原型に近い。
灯台へ」では、ある家族の一日と数十年の間の空白を繋げて、「時間」そのものを語って見せる。
「歳月」は「灯台へ」のやり方をさらに綿密に押し広げた感じ。

 
そして遺作の「幕間」ではついに小説を飛び出し、(劇中劇という)演劇という形態が与えられる。
最後にして、ウルフはついにある種の肉体的感覚を得ようとしており、それが感動的なのだ。


みたいな感じで、こういう各作品のレビューと解釈をやってみたい。

うーん。できんのか?

てか需要はあるのか・・?


少しでも興味がある人がいたら、作ってみたいと思います。
そして一緒にやってくれる人がいたら、ぜひやりましょう。
 

ちなみにエッセイは全部読んだわけではないのだが、圧倒的に「病むことについて」がめっちゃ良い。


わたし、文学関係者でもなんでもない一般人としては、日本でもかなりウルフ読んでるほうじゃないかって自信があるので、その魅力を伝える活動をやりたいなあ。

多少時間をかけてでも。


追記:オルランドがブルーレイ化されるらしい!!!めでたい!!!